市場だより

MARKET

2023年8月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2023/08/01

だいこん

作柄概況・販売見通し
青森県:作付けは同じ。中旬から高原大根始まる。一部で軟弱病の発生が見られる。
北海道:作付けは微減。中旬前後やや少ないか。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し
秋田県:面積及び生産者数は前年と同じ。現時点での作柄は良好も7月の天候次第です。入荷は東北・北海道産主力の入荷。8月の盆までは安定した入荷が予想されるが、その後は減少傾向となる見込み。
茨城県:面積は若干減少しており、8月下旬より出荷が始まる。ピークは9月上旬から予想されている。作柄は良好であるが7月の天候に左右される。単価は東北及び北海道次第ではあるが、品薄傾向から前年比105%が見込まれる。
群馬県:現在の作況は、着果もよく、おおむね良好。標高の高い山地は夜温が若干低いことや梅雨時期の日照不足により一部肥大、色づまの遅れが見られるが、前年並みからやや上回る出荷量となる見込み。
岩手県:作付面積は昨年同様。生育は、着果不良が7段8段に見られており、お盆前後に数量減が見られる上旬については2L,L玉で大玉傾向が続き中旬以降はL,M玉とやや小さくなる見通し。各産地で昨年よりは数量が増えるなかでも販売面は堅調な動きが予想される。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
岩手県:昨年産は病害(泥腐れ、赤果など)の発生件数が多かったが、本年産においては徹底的な防除の呼びかけによりクレーム発生件数がなく、堅調な販売スタートも高値疲れ、出荷最盛期を迎えることから、8月は軟調な販売となる見込み。出荷量も上旬にまとまる見込み。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
栃木県:
生育は順調に推移しているが、太物の発生比率がやや低く、現在は前年並みの出荷量となっている。7月下旬以降は太物比率も上がり、潤沢な出荷見込みとなっている。
茨城県:
出荷については後半戦に入り日量1万5千ケース前後の出荷となる見込みとなっており、作柄については品種の切り替わりもあり、2L等級からM、S等級の割合が高くなってくる見込みである。8月のお盆頃から東北産地も本格的に出荷が始まるので販売については軟調な販売となる見込みである。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し
長野県:少々高温が続き、品質が下がっている。今後天候や気温で変わるがL中心での出荷となる。中旬から品質も回復傾向とみられる。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
福島県:露地、雨よけ ピークに入り生育も順調で例年以上の出荷見通し。気温も高く、推移することから出荷量も多く予想され厳しい販売が予想される。
秋田県:7月中旬に秋田県で大雨が降り影響は少なからずもあるが1Aあきた北に関しては、県内では降雨量が少ない地域だったのもあり被害が少ない。7月下旬から8月上旬にかけて多少の影響あると見込まれるが、8月中旬に迎えるピークには影響ない見通し。
青森県:本年産は、7月中旬の大雨により作柄が悪く夜温も低いため、出荷見込みの推移は若干同様ではあるが、日々変化があるため、見通しづらい状況。
岩手県:7月下旬に1回目の出荷ピークを迎えるため、8月上旬までは、出荷量まとまり、相場も軟調傾向、8月盆以降は、天候によって左右されるが、例年盆以降はなり疲れ等により出荷量が減少、相場も強くなる傾向を示す。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
岩手県:作付面積は昨年同様。定食時期から気温が高く暑さの影響を受けて茎が細く数量は微減の入荷が見込まれる。販売については高温が続く中で関東露地ものが減少し高冷地と東北産地の販売展開となる見通しです。高値記帳の販売見通し。
栃木県:作柄は、平年並~やや少なめの傾向で、高温の影響で出荷は少なめの見込み。販売見通しは、1袋180円~150円くらいの見込み。8月の20日くらいから、価格が上昇傾向。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
群馬県:生育はおおむね順調。7月中旬は10~155C/Sの推移で下旬には15~185C/Sの出荷量を見込んでいる。8月に向けて最盛期となる見通し。
岩手県:生育は若干遅れの傾向。品質は良好。8玉中心の出荷。今後の天候次第ではあるが、潤沢な出荷を見込む。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
長野県:7月中・下旬と干ばつの傾向があり、出荷数量が少ない状況。8月以降も現状と変わらずの推移をする見込みであるが、8月の連休後の下旬は数量が減る見込みがある為、注意が必要。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
北海道:上旬はM中心のS、Lでの入荷見込み。下旬には、MとLでの入荷中心となる見込み。十勝とようていでは順調に出荷される見込み。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し
関東産(群馬、栃木、埼玉、茨城他):露地物主力の入荷となる。面積は生産者減から前年比90%ではあるが、作柄は良好で前年並の入荷が見込まれる。露地作は天候により大きく左右される為、入荷量によっては高値も安値もある。昨年が安い年であった為、本年は昨年以上の単価が予想される。
栃木県:着花状態も良好。天候回復とともに数量は前年並みか前年を上回る出荷が予想される。動きは学校給食など納品関係がないためやや苦戦。相場は前年並みを見込んでいる。
群馬県:面積は横ばいからやや減少。生育は順調で出遅れていた生産者等もいる為8月上旬は前年を大きく上回る見込み。中旬と下旬についてはほぼ例年並みの出荷が予想される。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
今金:若干干ばつ傾向だが概ね順調な生育。上旬より出荷が始まる。
ようてい:順調な生育状況。とうやから出荷が始まり、男爵は中旬ごろからの出荷となる。
きたみらい:順調な生育状況。男爵ととうやともに上旬から出荷が始まる。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
北海道:全道で現況作柄は良好。8月上旬より、L大中心での入荷が見込まれる。
佐賀県:残量は少なく、8月中旬ごろの入荷で終了の見通し。L中心での入荷が見込まれる。

 

 

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