市場だより

MARKET

2023年7月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2023/07/01

だいこん

作柄概況・販売見通し
青森県:作付け面積は、前年並み。病害虫の発生は見られず。生育は順調である。トンネルから露地に本格出荷になる。2L中心。
北海道:スタートはL中心。中旬以降徐々に増える。

 

トマト

作柄概況・販売見通し
岩手県:作付け面積は、前年同様。定植から生育は順調。現在は6段開花で1段~2段の収穫となり出荷者も増えてきたため中旬には増加の見込み。玉流れはL玉中心の2Lの出荷となる。販売は、九州・関東産地も主化終盤となり東北産地への切り替わりとなる為堅調な販売となる。
埼玉県:玉流れはL玉中心。7月8日終了予定。
福島県:作付け面積は、前年並み。生育は順調。例年並みの出荷スタートとなる予定。7月末に向けて増量予定。一部アザミウマ類、コナジラミ類の発生が見られる。
山形県:6月末から出荷スタート。L玉中心の出荷。7月末に向けて増量傾向。

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
茨城県:作付面積は、前年並み。5月ゴールデンウィーク頃の天候が良好だった為春物ピーマンの出荷も例年よりも早く5月上旬・中旬が多かった影響もあり春物ピーマンの切り上がりもやや早いと思われる。

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
栃木県:
作付け面積は、前年並み。3月に定植された夏作は温暖な気候の影響から生育は前進傾向となっている。6月中旬より夏ネギが出荷開始となる。7月中旬~下旬にかけて最盛期となる見通し。
茨城県:6月下旬頃より作柄が変わり太物2LよりL・M等級割合が高くなっていく。数量については夏の作柄になれば安定した入荷数量となってくる。販売についてはひきつづき本県産主力の販売ではあるが7月頃より東北産も出荷が始まるところも出てくる為軟調な販売見込み。

 

レタス

作柄概況・販売見通し
長野県:作付け面積は、前年並み。生育は順調。少々前進傾向で出荷が始まったが玉流がL級中心となり朝・晩の気温も低い事から大玉が減少するが中旬以降から回復し数量増加する見通し。

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
秋田県:5月下旬~6月上旬の安定した天候により前進傾向であったが、6月中旬頃から日照不足と朝晩の気温差によって少し止まっている状態。ピークは例年通り7月下旬頃に1回目のピークを迎える見通し。
福島県:山形県:5月上旬~6月まで天候も良く気温も高く推移したことから雨除作は例年より早めの出荷となり6月中旬は1回目のピークを迎えた。露地胡瓜の作型は前年並みの出荷予想だが梅雨に入り不安定な天候が予想される為7月10日~15日頃ピークを迎える。
岩手県:ハウス物の出荷開始。出荷数量は中旬~下旬にかけて増加傾向となり相場は上旬~中旬までは引き合いが強いと考えられるが中旬~下旬では各産地出回りが多くなり軟調な販売となる見込み。
青森県:岩手県産に比べ若干遅れた中ではあるが出荷見込み数量の傾向は岩手県産同様を見込んでいる。相場は納め主体の販売となる為前年並みとなる見込み。出荷量は、前年をかなり下回る見込み。

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
栃木県・群馬県:作付け面積は平年並み~やや減少。作柄は夜温が低めの為出荷数量が若干伸び悩んでいる部分があるが、今後の気温上昇により追いついてくる見込み。生育は順調。6月の多雨で生育・収穫に遅れが見られる産地あり。
岩手県:気温が上がってくる為生育は不安定。日々の増減が見られるが例年並みの出荷数量。関東産地と岩手県産中心の販売となり露地物が気温上昇により品質低下となる為ハウス物については堅調な販売が予想される。

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
岩手県:作付け面積は、前年並み。4月第5半旬の霜被害の影響や、朝・晩の気温がやや低い為生育は遅れ気味。現状主力の群馬県産の順調な出荷が見込まれる為やや軟調な相場展開が予想される。
茨城県:6月末から7月上旬で終了、契約分のみ7月中旬まである。生育は前進傾向の為平年より早めの終了を見込んでいる。
群馬県:作付け面積は、前年並み。3月4月の気温が高かった為生育は前進傾向。6月中旬より出荷が始まり7月中旬には本格出荷の時期となる。病害虫の発生もなく順調な出荷となる見通し。

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
長野県:6月中旬以降、長野県産の出荷比率が大箱(6玉)よりも平箱(4玉)が多いという例年にない出荷となった場面もあった。7月以降気温・降雨の状況でも変化していくと思われるが数量はどこかで落ち着く見込みであるが相場は例年並みで推移する見込み。

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
青森県:作付け面積は、前年並み。病害虫の発生は見られず、生育は順調。L・M中心で平年並みの出荷。7月末で終了見込み。
千葉県:生育良好。L・2L中心の大玉傾向。7月20日頃終了見込み。

 

なす

作柄概況・販売見通し
茨城県:関東産(群馬・栃木・茨城他)露地物主力の入荷となる。作付け面積は減少傾向高齢化により前年比95%となっている。6月中旬以降生産者数も出揃い7月上旬より出荷増加傾向となる。作柄は6月上旬の多めまでは前進傾向であったが、露地物である為今後の天候次第で左右される。
栃木県:作付け面積は、前年をやや下回る。定植時は順調な出荷であったがその後の天候により1週間から10日程度の遅れが見られる。下等級の発生が多く、A品率が多くなるのは7月上旬から中旬の見込みである。
群馬県:作付け面積は、前年並み。天候不順が続くが出荷量は概ね前年並みの出荷。7月に入ってハウス物が徐々に終了、露地物が増加してくる見込みではあるが天候次第では出荷量に大きく影響してくる。

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
千葉県:作付け面積は、前年並み。3月下旬以降気温が高く推移し生育は良好。メークイン中心の出荷。
静岡県:作付け面積は、前年並み。降雨の影響で一部痛みが発生している。6月中計画数量が出ず、7月に増量見込み。L・2L中心の大玉傾向。

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
茨城県:中生種の入荷。2L・L中心の入荷となる見込み。
佐賀県:作付け面積は、前年並み。収穫はほぼ終了。中生種の入荷。L中心の入荷。

 

最新記事

一覧を見る