市場だより

MARKET

2018年11月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります。

投稿日時:2018/11/01

だいこん

作柄概況・販売見通し
茨城県: 作付、前年並み、台風24号の強風の為被害が大きい。遅れぎみで生育が悪く細物が多く、数量減少が予想される。
千葉県: 出荷始めは順調だが、台風24号の影響で正品率下がる。流れはL中心で推移。青森の残量により相場変わる。目立った病害虫はないものの出荷量は少なかった前年を上回るが平年を下回る見込み。

 

トマト

作柄概況・販売見通し
青森県: ほぼ終了。
静岡県: 定植時期が高温が続いた影響を受け低段は着果のバラツキが多く小玉中心の作柄の為中旬までは数量が少なく安定しない。中旬から下旬にかけてはL玉中心の出荷増になる見込み。販売面は11月上旬まで数量少なく高値の販売が続き中旬以降数量増と共に販売苦戦と単価も下げ基調。
熊本県: 台風の影響はないものの播種、定植時期の高温で低段(1~2段)着果不良あります。県全体では449ha前年比99%ですが、八協連は67.9ha前年比104%です。長期作型が増えてますが、年内11月中旬が1回目のピーク見込みで年内は順調出荷見込みです。

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
茨城県: 抑制ピーマン朝晩の気温も低下してきているので膨らみ悪くダラダラの出荷量になる見込み。例年よりもやや切り上がり早い。
鹿児島県: 台風の被害が少しあり、回復に少々時間がかかり初出荷も10月の終わりが11月の上旬になるとのことです。

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
岩手県: 今後終わりに向けて天候次第だが、2L多くなってきてます。
栃木県: 台風の影響で倒伏、葉折れ等の被害が出ている。前年に比べ作付面積は増えているものの、前年並みの出荷量からやや減少の見通し。
埼玉県: 作付は昨年並みも台風の被害があり生育がやや遅れます。今後は回復が見られますが、本格的に増えてくるのは12月以降の見込みです。

 

レタス

作柄概況・販売見通し
茨城県: 10月遅れた作型が11月上旬にピークになる見込み。9月の台風の影響で少々下等級中心であったが、11月から天候にもよるが概ね順調。
静岡県: 台風、雨の影響で少々遅れぎみ、下旬から12月上旬に数量が増加見込み。11月上旬下等級中心の出荷予想。

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
茨城県: 抑制胡瓜、本年度は出荷の山谷なくダラダラの出荷が続いていた。夏場の高温の為から例年よりも早い切り上がり。11月中旬頃出荷終了見込み。
群馬県: 台風の影響が出た昨年に比べると生育や出荷数量などは例年並みの見込み。終盤期に入り西物の出荷量次第で相場も決まってくると思うが、高値反動から若干相場下げる展開も予想されます。
埼玉県: 定植時期の高温により、根張りが悪く出荷量も安定しない出荷が続いたが、越冬作に切り変わり今後は例年並みの出荷が見込める。

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
銚子: 生育は平年よりも約20日ほど遅れている。ちば東葛:生産者減少。降雨や曇天の影響から前年比大幅減少。
ちば東葛: 生産者減少。降雨や曇天の影響から前年比大幅減少。
千葉県全体: 台風24号の強風により一部塩害が発生し、その被害は定植間もない株で特に大きく植え直しをした圃場もある。目立った被害はないものの出荷量は少なかった前年をやや上回るが平年をかなり下回る見込み。

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
8月中旬は圃場の乾燥により定植・活着の遅れが生じたところもあるが、8月下旬からは適度な降雨もあり、定植は順調に進んだ。しかし、台風24号により、外葉の破損・折れが発生したり一部枯死している圃場ある。また、降雨や曇天の影響でネコブ病が発生したり、今後の軟腐病の発生が懸念される産地もある。一部産地で平年より出荷が遅くなるものの、次月は平年並みの出荷量を見込んでいる。

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
北海道: 残量少なく、例年11月中旬頃までありますが、本年は11月7日頃で終了見込みです。
千葉県: 作付面積は前年並みですが、7月8月9月と台風又長雨の為播種し又塩害の影響により生育遅れの為11月上中旬が少ない見込み。下等級の発生が多い予想です。

 

なす

作柄概況・販売見通し
昨年は2度の台風の影響から単価が高騰、12月中旬まで高値が続きました。本年度も台風の影響から関東各産地の切り上がりがいつもより早くなる見込みであることから昨年よりは安価ではあるが例年よりも高値での取り引きが予想される。

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
収穫も85%終了し小玉傾向で収穫少なく前年に比べ25,000tも程度少ない見込みです。男爵、メークイン、黄色系も少なく加工向け品種前年並みです。11月中下旬頃より価格上昇が見込まれる。

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
本年度系統取扱い数553,700t。そのうち生食可390,000t 11月出荷計画生食54,000t。前年比98%計画。L大中心の入荷見通し。

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