市場だより

MARKET

2025年11月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2025/11/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

神奈川県:9月上旬以降、降雨もあり播種している生産者が多く、生育も概ね順調なことから11月以降は順調に増量出荷となる見込み。販売につきましては、各産地安定した数量となるため軟調な販売見込み。

千葉県:作付面積は前年並み。生育不良は概ね回復し、本年は生育順調。2L中心の出荷。出荷量は少なかった前年並みで、平年を下回る見込み。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

山梨県:昨年に比べ夏の暑さの影響により出荷が1週間遅れのスタートとなった。玉流れはLとM中心。西南地区の状況にもよるが相場を下げながらの販売見込み。

熊本県:栽培面積の減少と夏場の高温、又8月・10~11月の集中的大雨で植え替え等があり遅れがあり11月は少ない見通しです。気温も下がり着色も遅れ気味となる予想です。昨年は11月中旬から高値となりましたが本年は安定入荷が見込まれ昨年よりは低いが平年より高い見込みです。

静岡県:生育は定植時期の高温の影響で小玉傾向の出荷。下旬より生育回復する見通し。L・M玉に変わって数量も安定してくる。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

茨城県(JAなめかたしおさい波崎):夏場の高温などにより、出荷はやや遅れていたので、昨年よりもやや多めの入荷が予想される。出荷比率は袋45%、バラ55%を見込んでいる。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

栃木県:昨年の高温による病害の発生は、今年は少ないが生育はやや不良で肥大不足が散見される。今後の天気や温度によるが、品質・生育ともに安定してくる見通し。

岩手県:気温の低下と適度な降雨もあり、生育は順調。太物も上旬から中旬にかけては増加の見込み。2L中心で下旬にかけてはL・M中心となって数量も減少する見通しです。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

茨城県(JA岩井):少々大玉傾向。2L・L中心の出荷。下旬から他品目に変える生産者が少々いる。

茨城県(JA北つくば結城):少々大玉傾向で2L・L中心の出荷。下旬よりやや出荷減少傾向。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

茨城県:10月中旬からの急激な冷え込みにより、数量激減。夏場の高温による不作が続いているため、例年に比べ切りあがりが早い可能性あり。

埼玉県:8月の高温での定植で抑制・晩抑は根の張りが悪く、入荷も不安定だが越冬胡瓜は前年に比べ生育も良く、例年通りの出荷となる。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

群馬県・栃木県・埼玉県:作柄は夏場の高温時期から遅れて播種した部分の出荷が纏まって来る見込みです。販売はFG1袋150円~120円くらいの見込みです。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

千葉県(JAちばみどり):潤沢な出荷見込み。病虫害少なく生育良好。日量2~5万ケースの出荷見込み。

千葉県(JAちば東葛):潤沢な出荷見込み。8玉中心の出荷。作柄良く生育順調。

茨城県:昨年のような、高温による病害は定植時期を大きく遅らせたため、順調な生育となっている。11月中~下旬から最盛期となる見通し。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

茨城県:早生については夏場の猛暑により遅れが生じている。その後については適度な降雨もあり生育については順調であり、11月中旬ごろよりピークを迎える。販売につきましては、各県内生産地でそろうため、軟調な販売見込み。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

北海道:残量が少なく、11月上旬で出荷終了の見込み。

千葉県:平年並みとなり、中旬ごろより増加する見込み。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

栃木県・群馬県・高知県:高知県産主力の残量の関東産地及び西物の長ナスの出回りとなる。出荷量は不安定な場面が多いがおおむね前年並みの予想である。作柄は良好で天候次第ではあるが10月よりも若干多い。販売については昨年と比べて荷動きが鈍く厳しい販売が予想される。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

北海道:産地での集荷も終了、生育期の旱魃の影響により圃場内での不作、発芽、また全体的に小玉により収量減となる。年内、年明けともに出回り量は少ない見込みです。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

北海道:7月の北海道が高温・雨不足のため全体的に生育不良。11月系統取扱計画:生育28000tで前年比70%の見込み。

 

 

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