市場だより

MARKET

2025年8月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2025/08/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

北海道:作付面積は前年並み。出荷量は少なかった前年並みで、平年を下回る見込み。2L中心となるが正品率が低い。

青森県:作付面積は前年並み。気温上昇により肥大が進んでおり、病害虫が散見されるが終了には影響しない見込み。出荷量は前年並みで、平年を下回る見込み。北海道と同じく、正品率は低くなる見込み。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

岩手県:高温の影響を受け、お盆前後の着果数量が少ないため8月中旬は数量が減り込む見込み。LとM中心の玉流れで、下旬には徐々に数量が回復してくる見通しとなります。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

岩手県:干ばつ傾向と猛暑の影響により、品質劣化が散見されることが多く、一部圃場においては廃棄している部分もあり、前年よりも出荷減が予想されるも概ね中旬~下旬にかけては増量を見込むため、前年並みの予想です。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

栃木県:高温・多雨の影響で生育不良・肥大不足が各圃場でみられる。今後もこの状態が続くと被害の拡大が懸念される。

茨城県:数量については安定した入荷ではあるが、2L比率が低くM等級割合が多い。販売につきましては、東北産も始まり数量増となり、軟調な販売見込みである。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

長野県:高温・雨などの影響で品質の低下が予想される。しばらく正品率が下がり数量減の入荷。天候で変わるが、後半から少し回復する見込み。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

福島県:露地胡瓜ピークも猛暑・干ばつの影響から8月中旬にかけて入荷減少の見通しです。A品に関しては2500~2000円の見通し。

岩手県:現状、出荷ピークが7月下旬からスタートしており、8月上旬にかけてピークが続くも品質劣化が多数散見されていることから中旬の盆中~盆あとにかけては出荷量が落ち着き、相場も底上げが予想される。

秋田県:作付面積は前年並み。降雨による圃場準備や定植の遅れにより生育に遅れが見られたが、6月に入ると回復が見られた。出荷量はやや少なかった前年並みで、平年をやや下回る見込み。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

栃木県:高温の影響で、生育状況が悪く出荷数は少なめです。販売見通しはFG一袋150~200円程度の見通しです。

岩手県:気温が高いため、生育不良が見られている。出荷数量がまとまってこないため、昨年より数量減の見込みです。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

群馬県:日照・降雨ともに安定しているが高温による影響が一部見られる。Lから2L中心の出荷見通し。

岩手県:干ばつ傾向で上中旬はやや少ない出荷の見通し。今後の気象条件により生育に影響してくる可能性がある。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

長野県:7月の高温により、加工関係含めて荷動き悪い状況が続いている。作況も平年より少ない出荷傾向。また東北・北海道産地も高温から出荷できていない状況らしく、白菜の出回りは多くない。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

北海道:全体に生育遅れ。M中心のSでの出荷見込み。幕別は2日~4日より販売始まり、ようていは7日~10日頃の見込み。中旬まではM中心のSで推移する見込みです。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

群馬県・栃木県:群馬県産を中心とした関東産および東北産の出回りは、高温・乾燥続きの為昨年同様一部花落ち等散見されるが出荷量に大きな影響もなく横ばいから微増傾向で推移する見込み。販売状況は業務関係がなく厳しい場面は多いが、概ね昨年同様の展開を予想する。

茨城県:6月~7月の高温により成育不良。花落ちが予想され、入荷は前年を下回ると思われる。また、品薄傾向の中、価格は1割高が見込まれる。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

北海道:4月中の植付が天候不順のためできず、やや遅れの生育。また、8月上・中旬は小玉傾向での出荷が続く見込み。今後の天候により、9月以降に期待。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

佐賀県:残量が少なく、上旬の入荷で出荷終了の見込み。L中心の入荷となる。

北海道:7月は高温と干ばつ傾向が続き、作業が停滞気味。極早生、早生についてはL大、L中心で順調な入荷が見込まれる。

 

 

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