市場だより

MARKET

2025年7月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2025/07/01

だいこん

作柄概況・販売見通し

青森県:作付面積は前年並み。播種作業に若干の遅れが見られたが生育は良好。出荷量は前年並みで、平年並みの見込み。2L中心。

千葉県:作付面積は前年並み。低温や少雨により生育がバラつき、肥大に遅れが見られる。出荷量は前年をやや下回り、平年をやや下回る見込み。2L中心。

 

 

トマト

作柄概況・販売見通し

山形県:山形産の出荷が7月3日以降のスタート。玉流れはL、M中心。

岩手県:作付は前年並み。現在は6段開花の2~3段目の収穫。生育は順調で7月中旬より増加見込みでL玉中心の出荷予想。小玉は少ない気温高で着色の進みが早く軟化玉が発生している状況。

 

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し

茨城県(JAなめがたしおさい波崎):温室作は6月末で出荷終了。春物作は7月中旬ごろから気を抜き始めてくるので、出荷量は減少してくる。秋物作は7月中旬ごろから出荷が始まるが、出荷量は少ない。

 

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し

茨城県:トンネル作から露地作に切り替わり、数量については増えていく見込みであるが、太物から細物比率が高くなる。販売につきましては、東北産の遅れもあり、堅調な販売見込みである。

栃木県:作付面積は前年並み。夏ネギは抽苔は多くなく、生育は順調。病害虫はアザミウマ類が散見される程度。出荷量は前年並みで、平年並みの見込み。

 

 

レタス

作柄概況・販売見通し

長野県:天候・降雨により変わるがL中心2Lの出荷。中旬以降大玉の出荷が増える見込み。

 

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し

福島県・山形県:雨よけ中心の出荷だが、7月上旬には露地胡瓜が出揃い、7月中旬には露地胡瓜1回目のピークが予想される。

岩手県:6月中旬より、ハウス作が出荷スタート。露地作については定植後冷え込みがあり、その後急激に高温になり、樹勢が不安定でやや遅れ気味の見込み。7月中旬幾にまとまった出荷となるものの、正品率が低く、下等級が多く出荷される見込み。相場は前年並みで推移する見込みです。

秋田県:作付面積は前年並み。日照不足や低温により生育は遅れ気味であったが、現在は回復しつつある。出荷量は少なかった前年並みで、平年を下回る見込み。

 

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し

栃木県:作柄は平年並みの見込みですが、高温続きの為、出荷量にムラがありそうです。販売見通しは7月前半:120~130円、後半:130~150円くらいの見込みです。

岩手県:作付は前年並み、生育状況は順調も、気温が高いため正品率が下がっており、日によって出荷量の増減がある。

 

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し

岩手県:出始め。7月中旬以降から数量まとまってくる見通し。作柄については、現状良好。

群馬県:作付面積は前年並み。定植作業は順調に進み、平年並みの進捗。定期的な降雨により生育はおおむね順調。出荷量は前年並みで、平年をやや下回る見込み。

 

 

はくさい

作柄概況・販売見通し

長野県:気温の上昇により、荷動きが悪く単価は下がっている状況。7月上旬の高温により、圃場でのロスも心配される。品質に注意したい。

 

 

にんじん

作柄概況・販売見通し

青森県:上旬は、M中心のやや小玉傾向。中旬以降はL中心になる見込み。残り1200t前後です。

 

 

なす

作柄概況・販売見通し

茨城県:作付前年並み。作柄良好も高温他の影響により変化する。7月は需要も増え、量販店の特売需要、全体ってきな作付面積減少からの品薄感により前年並みの単価が見込まれる。

栃木県・群馬県:関東産地は群馬県を中心とした出回り。ハウス作の切り上がりが早い産地と露地作が遅れていることから荷動きは昨年と比べて悪くはない。中旬に向かって各産地が出揃ってくるため相場は昨年並みとなる見込みではいるが、一ヶ月通しては例年よりも若干高めの単価を見込んでいる。

 

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し

静岡県:作付面積は前年並みで、生育は順調。上旬は日量6000ケース。20日以降減少見込み。

 

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し

佐賀県:L、M中心の入荷見込み。作付面積は前年並みだが、定植後の低温や乾燥により平年よりも生育に遅れが見られる。

茨城県:L、M中心の入荷見込み。作付面積は前年並みで、肥大は良好。

 

 

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