市場だより

MARKET

2019年10月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2019/10/01

だいこん

作柄概況・販売見通し
北海道: 作付け面積は前年並み。生育は平年並み。全道で前倒し傾向のため、終了は例年よりも早い見込み。出荷量はやや多かった前年並みで、平年を上回る見込み。
茨城県: 台風15号の風害もあったが、その後の好天候に恵まれて順調に回復している。10月上旬は少ないが、中旬以降は出荷のピークに入ると見込まれる。又、本年サンマの水揚げが減少している中、大根の消費も悪い見込み。
千葉県: 作付け面積は前年並み。管内は特に内房(東京湾側)で台風の被害が著しく、出足は少ない。べたがけ栽培や内陸部では比較的被害が少ない。出荷量はかなり少なかった前年並み。全体的にマーケットは品薄で小幅に強い。

 

トマト

作柄概況・販売見通し
青森県: 作付け面積は前年並み。8月の高温による花落ちで着果が少なく、9月上旬~中旬は出荷量が少なかった。10月出荷分は昨年並みの見込み。
岩手県: 高温での花落ちが8月と9月に見られたが、その後は着果もしており数量回復が見込まれる。
山形県: 終盤のため、玉流れはM・S傾向。週3回の出荷予定。
茨城県: 作付けは前年並みも、8月の高温障害あり。8月下旬より出荷開始で9月中旬に1回目のピークが予想される。玉流れは2Lが中心で、9月中旬よりL・M中心の出荷となる。9月下旬からは8月の高温による花落ちもあり、入荷は前年を下回る見込み。
群馬県: 出荷最盛期を過ぎ、段の切り替わりと成り疲れから漸減。今後は多少回復するものの、大幅な増量はなく、少なかった前年をやや上回る見通し。
静岡県: 生育状況は順調で、L玉中心の出荷。選果場の更新のため、10月10日選果開始となる。
熊本県: 播種期の天候不順と高温の影響により、低い段の着果不良が発生している。今後の気温次第では出荷が若干遅れる見込み。

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
岩手県:出荷ピークが過ぎ、夜温の低下により実の肥大が遅くなり、出荷量が落ち込む見通し。量販店等の特別販売は難しい環境になり、10月下旬においては茨城県産が主力となる見込み。
茨城県:昨年よりも作付けを早くしているため、出荷量も例年よりも早く増量してくる見込み。作柄は天候が良く順調であるが、台風によりハウスのビニールが破れているところがあり、影響が出なければ順調な出荷予想。

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
岩手県: 作付け面積は前年並み。6月の乾燥や7月~8月に高温が続いたが、9月の少雨の影響と気温の低下により生育は良好。9月中旬~10月上旬頃まで稲刈りシーズンとなるため数量は伸びないが、L中心での安定出荷が見込まれる。昨年は高値での推移だったが、本年は平年並の販売環境が見込まれる。
秋田県: 8月は高温と干ばつのため細目が多く、L・M中心の出荷であったが、9月に入り降雨もあり気温も低下してきたため、生育は回復してきた。10月からは太物の2Lも出てくる。出荷量も前年比110%を見込む。
栃木県: 7月の長雨と8月の高温により、生育不良が見られる。病害の発生も散見され、平年比で95%程度の出荷見通し。

 

レタス

作柄概況・販売見通し
茨城県: JA岩井、結城は定植時期である8月盆の台風の影響で少々遅れ気味。気温も例年より高いことから、10月中旬から下旬に数量が増加する見込み。出荷量はやや少なかった前年並みで、平年をやや下回る見込み。
長野県: 干ばつは回復傾向だが降雨が続き、病害の発生が懸念される。JA佐久浅間は日々、日中の気温が下がり小玉傾向。霜が降りると、10月中旬から下旬の出荷減。高冷地から準高冷地への産地リレーが進む。

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
山形県・福島県: 露地胡瓜は終盤で、8月の高温続きの影響で例年より切り上がりが早い見込み。抑制胡瓜は山形・福島ともに順調に入荷しており、10月上旬にはピークを迎える。
茨城県: 8月上中旬の高温により定植を遅くしたことから、生育ステージは遅れているが生育自体は良好。関東産地は10月上旬~中旬にかけてピークを迎える。東北産地は9月下旬に終了する見込み。
群馬県: 各産地、例年通り盆前後での定植が中心。8月盆前に定植したものは出荷が始まっている。高温のため、胡瓜が短めである。台風15号の影響はなく、生育も順調。作付け面積は前年とほぼ変わらず、出荷数量も前年並みを見込む。
埼玉県: 生育は順調。抑制・晩抑ともに、9月上旬から出荷となり、9月下旬には一回目のピークを見込む。10月中旬に二回目のピークが予想される。出荷量は前年並みで、平年並みの見込み。

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
岩手県: 作付け面積は前年並み。生育は気温が下がってくる中適度な雨と病害虫の被害がないことから、順調である。AM中心での安定出荷が見込まれる。9月20日頃から約3週間稲刈りシーズンとなるため、10月上旬までは増量しない見通し。関東産地も安定出荷の中、販売は昨年よりも厳しいと思われる。
栃木県・群馬県: 昨年は9月の長雨等で10月の出荷が少なかったため、平年より価格が高めに推移した。しかし、本年は現状の天候が続けば、平年並みとなる見込み。価格は、10月前半がFG200gで120~140円、10月後半は110~130円くらいで推移する見通し。作柄は平年並み~やや多めの出荷となる予測。

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
岩手県: 出荷終盤。現在収穫中のものは、7月中旬から下旬の定植期に旱魃の影響を受けたことから小玉傾向となっている。10月に入ると干ばつの影響を受けた圃場を抜けるが、気温が低下し始めるため下旬に向けて数量は減少していく見通し。
群馬県: 出荷量も平年並みとなり、日量18万~20万c/sの水準。7月下旬~8月上旬の定植作業の遅れにより、10月の出荷量は平年を上回る見通し。品質については、梅雨明け後の急な気温の上昇により一部で軟腐病等の病害の発生が見られている。
千葉県: 梅雨明け以降の高温・少雨で定植やその後の生育が遅れたが、JAちばみどり・JAちば東葛ともに台風の影響はほぼない。

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
茨城県: 生育期の台風により風害もあったが、その後の好天により豊作型の作柄に回復して、10月中旬から出荷ピークを迎える見込み。4玉中心で、今後出荷量が急増する見込み。出荷量は少なかった前年並みで、平年を下回る見通し。
長野県: 台風による雨・風の影響で数量少ない出荷状況である。相場は、弱い単価で推移しているが、今後の荷動き次第で強くなる見込み。出荷量は多かった前年並みで、平年をやや上回る見込み。

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
北海道: 昨年は出荷期間中、不作で終了した。しかし、本年は生育にばらつきがあるものの、病害の発生も特段見られず、概ね順調に推移している。10月半ばはM・L中心の出荷が見込まれ、安定的な入荷になる見込み。

 

なす

作柄概況・販売見通し
茨城県: 入荷は関東産及び高知産中心となる。作柄は順調であるが、今後の天候(台風他)次第である。関東産は10月中旬より終盤期となり、入荷は極端に減少傾向となる。販売面においては前年並みの予想で、単価も前年並みが見込まれる。
栃木県・群馬県: 関東・東北ともに7月の長露とその後の高温の影響から生育があまり良くなく、前年を下回る出荷が続いている。大幅な増加がないことから圃場管理は徹底してできている。生産者が多く、前半数量が出てこなかったことから、10月もある程度引っ張って出す農家が多いと予想される。
高知県: 作付け面積は前年並み。西物については若干の遅れはみられるが、生育は概ね順調。9月下旬から10月上昇頃から本格的な出荷となる見込み。数量が増え次第、関東にも出荷が始まる予定。

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
北海道: 全道的に平年並み。メークインは大玉傾向で、男爵はL中心の見込み。生育は順調。早生品種の出荷が終盤を迎え、今後はキタアカリやきたかむいの選果が増加。前年は不作の年であったが、本年は平年作以上の反収が見込まれる。

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
北海道: 本年度の北海道系統取扱い計画は571,680tで、前年比は112%。10月生食用計画は54,000tで98%。生育は順調。作柄については、L大規格中心の入荷となる見込み。出荷量はやや少なかった前年並みで、平年並みの見込み。

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