市場だより

MARKET

2019年9月販売見通し [野菜]

※降雨や降雪などの天候の影響により見通しがずれる場合があります

投稿日時:2019/09/02

だいこん

作柄概況・販売見通し
北海道: 作付け面積は前年並み。生育は平年並みの見込み。出荷量は少なかった前年をやや上回り、平年を下回る見込み。
青森県: 作付け面積は前年並み。生育は概ね順調。6月下旬の降雨で肥大が早まり出荷が前進気味のほか、一部産地で軟腐病発生により品質が低下。出荷量は前年並みで、平年並みの見込み。
岩手県: 9月の需要に向けて、定植は前年並み。天候の動向により、生育は順調で、品薄状態は回避。マーケットは引き続き鈍い。

 

トマト

作柄概況・販売見通し
青森県: 作付け面積は前年並み。昨年は高温のため、着果しない段があり出荷量少なく9月通して平年より少ない入荷となった。本年も高温であるものの、着果は良好でM玉中心ながら安定出荷予想。
北海道: 作付け面積は前年並み。8月の高温により、花落ちが散見される。下旬の気温次第で出荷量は落ち着く。昨年よりは若干強めの市況となる見込み。出荷量は前年並みで、平年を上回る見込み。
山形県: 終盤のため、玉流れはM・S中心。数量も減少傾向。
群馬県: 6月・7月の長雨と日照不足の影響で、果実の着色遅れが見られ、8月下旬以降の出荷が減少する見通し。その後は少なかった前年と同様の見通し。
岩手県: 7月・8月と高温の影響により、花落ちや着果不良が見られてきており、9月上旬は数量減の見込み。9月中旬・下旬にかけて生育の回復が見られてくれば、数量は安定する。販売については、9月上旬は数量が少ない見込みの中、堅調となり、中旬・下旬は数量回復の中の販売となる。

 

ピーマン

作柄概況・販売見通し
茨城県:作付け面積は前年並み。秋物の出荷が初まる。天候は気温が高かったため、生育はやや早く、順調な入荷が予想される。9月上旬~中旬頃までは4KgバラLが中心の入荷見込み。
福島県:作付け面積は前年並みで、生育は概ね平年並み。8月中旬の高温による花落ちが9月中旬頃に回復し、増量傾向になる見込み。病害は発生しているものの、大きな被害はない。出荷量は多かった前年並みで、平年を上回る見込み。
岩手県:東北全体的に高温の影響により、花とびが散見されているため、9月上旬にかけては数量減の見込み。9月中旬以降は、気温によっては数量増の見込みであるが、大きなピークは見込まれない。また、夜温の低下によっては赤ピーマンの出荷が本格的に開始となる見通し。

 

ねぎ

作柄概況・販売見通し
栃木県: 6月・7月の梅雨時期の天候の影響により、生育不良、病害の発生がやや多い。下旬より、平年並みの出荷見込み。
岩手県: 作付け面積は前年並み。生育状況は順調で、等級はL中心の出荷見込み。東北産地は全体的に生育が良い見込みの中、販売環境は前年よりも単価を落とした販売となる。

 

レタス

作柄概況・販売見通し
茨城県: 8月の高温で定植が少々遅れ気味。中旬から後半に数量が増加見込み。
長野県: 作付け面積は前年並み。7月上旬・中旬の低温多雨により一部で生育遅延が見られたものの、現在は回復基調。JA佐久浅間は高温の影響もあり、中旬から白菜の出荷が少々増えてレタス類はやや減少見込み。JA長野八ヶ岳小海支所は、8月の高温で品質低下。また、中旬よりやや減少見込み。

 

きゅうり

作柄概況・販売見通し
秋田県: 作付け面積は前年並み。生育は概ね順調。9月上旬から中旬にかけて東北産地の終了期。出荷量は、やや少なかった前年を少し上回り、平年をやや下回る見込み。
福島県: 露地胡瓜はピークを過ぎ、抑制胡瓜の入荷は9月中旬と予想される。低温及び天候不順により生育が遅れていたものの、7月下旬に梅雨明けして生育は回復しつつある。8月の猛暑の影響により、露地胡瓜は例年よりも前進出荷見込みで、切り上がりが予想される。
群馬県: 出荷の開始は9月中旬を見込んでおり、7月の干ばつ・高温の影響から、例年に比べて1週間ほどの遅れが生じる可能性がある。東北産や高知産等の出荷状況にもよるが、各産地とも少なからず天候不順による影響を受けていることから、堅調な販売が予想される。
青森県: 高温だが、生育は順調。8月~9月の出荷は安定する作型で、少なかった昨年より多い見込み。単価は平年並み。
岩手県: 作付け面積は前年並み。高温ではあるが生育は順調。出荷量はやや少なかった前年をやや上回り、平年並みの見込み。
茨城県: 生育は順調。8月後半から9月にかけて、抑制栽培きゅうりの出荷が始まる見込み。9月下旬にかけて徐々に東北産から関東産への切り替えが行われる見通し。

 

ほうれんそう

作柄概況・販売見通し
栃木県・群馬県: 8月の高温により、作付け遅れや、生育不良などもありそうだが、ほぼ前年並みの出荷見込み。200gFGの単価は、9月前半で200~250円ほど、9月後半で130~200円くらいで、月平均150円の見込み。
岩手県: 7月下旬の高温・干ばつの影響を受け、生育が悪く歩留まりも悪い。高温による発芽後の枯死や生理障害が発生している。収穫に入り、9月上旬までは数量が少ない状況が続く。関東産・東北産ともに出荷数量が少ない中で、高値の販売が続く。9月中下旬は、数量回復と共に堅調な販売となる見込み。

 

キャベツ

作柄概況・販売見通し
群馬県: 作付け面積は前年並み。7月の天候の影響で、やや小玉傾向。梅雨明け後の急激な気温上昇により、病害の発生も各地で散見されており、総体出荷量は前年を下回る見通し。
岩手県: 作付け面積は、前年並み。生育は概ね順調。出荷量は前年並みで、平年並みの見込み。

 

はくさい

作柄概況・販売見通し
長野県: 7月の天候不順の影響で品質が低下し、7月下旬からの高温により荷動きが悪い。出荷量はやや多かった前年を下回り、平年並みの見込み。数量は多くないが、品質の影響から単価安の相場となっている。

 

にんじん

作柄概況・販売見通し
北海道: 作付け面積は前年並み。全動的に作柄良好な見込み。今後、天候が順調であれば、不作だった前年を大きく上回り、150%以上の出荷見込み。

 

なす

作柄概況・販売見通し
茨城県: 関東産(群馬、栃木、茨城他)夏秋系主力の入荷。現在は作柄が良好なため、順調な入荷が見込まれる。昨年は高湿障害等の影響もあったことから平年に比べて少ない年であったため、前年を上回る入荷が予想される。ただ、露地栽培中心であることから今後の天候次第(大雨、大風、台風)のところでもある。
栃木県・群馬県・埼玉県: 梅雨が長く、曇天が続いたため根の張りが悪く一時的に回復はしたものの、数量は大きく増えることなくダラダラとした出荷が続く見込み。A品率は昨年よりも低く、出荷量も前年をやや下回る量で推移する見通し。荷動きについては、引き続き関東産主力での販売となるが、需要が高まり、量も少ないことから高値での取引が予想される。

 

ばれいしょ

作柄概況・販売見通し
北海道: 全動的に順調な収穫作業となっており、順次出荷されている。早出しの作型においては9月中旬まで大玉傾向。9月下旬以降の一般の作型では、7月末から全動的に高温で推移したことで、茎葉部の枯れ上がりが早い。今後の塊茎肥大への影響が懸念される。

 

たまねぎ

作柄概況・販売見通し
北海道: 全動的に気温は平年より高く推移した。一部の地区を除き、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を上回った。早生種は玉の肥大も良く、順調な生育。L大中心の大玉傾向の入荷見込み。

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